矯正症例集

2022.05.15更新

床矯正の症例。

小学2年生7歳からのスタートです。

 

1床目、2床目では「平行拡大装置」というオーソドックスな装置を使用し、

永久歯の生えるスペースを確保するため14時間以上の装着をお約束の元

床矯正をスタートさせていただきました。

※床矯正を始める段階で、舌癖の検査も同時に行います。

 床矯正SETの日にMFT道具セットもご購入していただき同時に

 トレーニングが開始されます。

 

永久歯の入るスペースが無く、下の歯に関しては2020年5月の段階で

左右2番目の歯が舌側寄りに生えてきてしまいました。

上顎に関しては、まだ左右1番目の歯が生えている段階で既に隙間はあまりなく

このままのアーチ(黄色い線)状態だと八重歯になる可能性が極めて高いと

言える状況でした。

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拡大をしっかり進めていただき

1年3ヶ月拡大していたことになりますが

この間に歯の生え変わりがありますので

しっかり並べたい歯が生えてから

今度は整える装置の「サンド」を使用していきます。

サンドの装着も最初は14時間以上の装着をお願いしております。

その後の歯の萌出具合や動きを見て段々とサンドの装着時間を

短くしていく指示を出しています。

サンドの装着と共に始まるのがチューブトレーニングです。

※MFTセットの中に入っています。

次回、チューブトレーニングについて投稿させていただきますflower2

 

現在この子はもうじき4年生です。

ここからは歯の萌出待ちになり、この後は

毎日のMFTトレーニングを行っていき経過を見ていきます。

舌癖や他の癖が取れない限りいくら永久歯が綺麗に並びきったとしても

矯正治療は終了とは言えませんnnntears

地味な作業ではありますがとても大切なトレーニングになります。

 

あとは、中学生になる頃に

親知らずの存在が無いかの確認を行い

存在しているようだと抜歯をおすすめしているので

歯が並びきってもまだまだ終わりではありません。。

 

【料金】(税込)

診査代¥33.000

拡大床1床目¥154.000(上下)

MFTセット¥2.200

拡大床2床目¥88.000(上下)

サンド¥88.000(上下)

合計¥365.200

※毎月の管理料¥2.200がかかってきます。

 

【副作用やリスク】

床装置を装着している際に口内炎などの口腔内に

傷ができることがあります。

歯を動かしていくので、圧迫感などを感じる場合があります。

お子様の口腔内環境や生活習慣により予定通りに治療が進まない場合がございます。

又、歯の生え変わりの時期もそれぞれなので

最初の治療計画と変更する場合もあります。

 

 

投稿者: わかば歯科医院

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