歯並びや咬み合わせをよくするための治療として、代表的な方法が「矯正」です。

当院では、「床矯正」という取り外し可能な矯正装置を使った「歯を抜かない矯正」に力を入れています。

当院では、床矯正とブラケットを併用して大人(永久歯列)の矯正を行っております。

永久歯列の矯正においても、できる限り抜歯をしない、保存的矯正治療を基本としています。
歯並びが悪いと、見た目が悪いばかりではなく、歯周病や虫歯になりやすい状態をつくります。

当院では、歯列矯正予防歯科の一つと考えています。

矯正治療ができる方

下記の条件を満たす場合、大人の方でも矯正治療が可能です。

  • 歯の重なりが軽度である

  • 床装置を1日14時間以上装着できる

  • 「歯並びをこのようにしたい」などの目標がハッキリしている

大人になってからでも歯の矯正はできますが、年齢を重ねた分、デメリットが生じます。矯正可能かどうか、まずはご相談ください。

大人の反対咬合(受け口)の場合、骨格的な治療が難しいため、床装置+ブラケットによる矯正はおすすめしておりません。

永久歯列による大人の矯正は、ブラケットを併用することがほとんどとなります。

治療の流れ

①術前精査

レントゲン、模型、データ精査・診断

このケースでは、歯列が狭く、歯が重なっています。

②床装置を装着

「歯列拡大」のため、床装置を装着します。

③床装置を装着

歯列拡大後、ブラケットを装着します。

④矯正

ブラケットにより歯列を整えます。
大人は歯や顎の成長が完了しているので、機械的に歯を移動します。

⑤保定

歯列が整ったら、後戻りを防ぐために、床装置または保定装置を使用します。

⑥矯正治療の完了~メンテナンス

口腔内が健康な状態を保てるよう、定期的に通院していただき、歯科衛生士によるクリーニングをお勧めしています。

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